焼き芋

この頃、落ち葉の色が美しいということで、焼き芋がしたい。と思い、焼き芋を敢行しました。SFCの近くに同居人のゆーすけがなぜか貸してもらっている農地があり、そこに竃があるんです。鶏が3羽いたり、野菜を育てたり、家を作ったり、友人達に恋人ができたりしている農地です。

今日、久しぶりに火を起こして、昔ボーイスカウトで理不尽なほどの薪拾いをしたことや、沖縄で溺れていた女の子を助けたことなど思い出したりして、そんな頭の状態でほくほくの芋を食べました。熱が中にがっっつり潜んでいるのに、一気に飲み込んだもんだから、喉が焼けました。


世界の線化/意味を求める/etc

そういえば、去年の今頃に。外で食器を使ってピクニックをすることにはまっていて、はじめてinDesignを使って資料を作りました。(一番下にリンクがあります。)なんとなくやった企画なんですが、このときの社会との関わり方への疑問みたいなものは、いまだにしっかりと繋がっていて。

今見ると。このときの自分が、何に本当は興味を持っていた方とかわかる。当時は(今も)、自分の欲求とかinterestは説明しづらくて、ただ、勢いに任せて楽しいからやっていたんだけど、繋がっている。この頃、理由/意味をみつけないと行動ができないけど、それは「意味という病」にかかっている。世界はそもそも意味ではない、という非意味社会という視点をもちつつ、その時の興味にえいやっ!と軸足を置いてみるのは、なかなかgoodなんじゃないかと。

以前、意味とか建前とか、そんなことばかり考えて出場したビジコンがあるんだけど、その時、そのコミニティで言われていたsocial impactとか、social goodとかっていうのは、そういった思いつきの行動を、ふと、20年とか3分とか、経ってから見返すと案外でてくるのではないか。だから、いまの自分が理解してあげられなくても、未来の自分とか、次の世代とか、そういったなかに理解者が現れるかもしれないから、今の自分は、作るのが楽しいだから。そちらにフォーカスをしてみましょう。

この意味を求める、というのは、この頃、病のようにあたまに取り付いていて。コンセプチュアルな実験作品が家にどんどん増えてきて、それを視界に入れるたびに頭をぐちゃぐちゃかき回されるので、視界も、心も、ものは少なく。というのが、あって、白黒写真で、世界を線化して認知するのが今日のハイライトでした。ぼくは、多作のひとになろう!と、ふとmiyagi futoshiをみて、思い立ちました。ちゃお。

https://www.behance.net/gallery/30200217/Guerrilla-Picninc-



ARTは知のヴァカンス

昼過ぎに年上の女性と待ち合わせる。この頃は妙に人に会いたくなる。街を歩けば、そこには人が沢山いるのに、この「人に会いたくなる」という感覚はなんなのだろう。街にあふれる人々は、名前も知らず、顔も覚えなくていい方ばかりだ。動物園にいき、猿やタヌキを見た後に、その顔立ちや、毛並みについて想いをはせないように。そこには、種類としての人だけがいて、僕が会いたい人というのは、その人との会話や服装や、出立に興味を抱き、、、ということではない。

「人に会いたい」というこの欲求は、つまりは、どういう子供を抱えているということなのだろう。

僕は、心の背筋がぴんと伸びるような人と一緒にいたい。それは、世間的に偉い、ということではなく。この人の前では、ぴしりと心をしよう、という意思を引き出してくれる方。二年前の七夕に出会った方がまさにそういった方で。その始まりで。ぼくはそれから「心の背筋を伸ばす」という言葉を使うようになった。音楽の趣味もそういった方向に向かっている。この頃は、Akira Kosemuraさんや、Takagi Masakatsuさん、Christopher Willitsの作った楽曲ばかり聞いている。

音を奏でるということや、自然というものへの敬意にあふれるその曲たちに意識を集中させると、知らない異国の見晴らしの良い丘から世界を眺めているような心地を覚える。私が勝手に尊敬している方から知った言葉なのだが「アートは知のヴァカンスともいえるべきもの」という言葉があり、僕にとって、心地よい音楽や、美しいものに触れたとき、私の心は背筋を伸ばしながらも、ひどくリラックスしているように思う。


3331α Art Hack Day

本日、ArtHackDayの展覧会が始まりました。
夜にはレセプションがあり、SFCの教授や、同世代の友人も来てくださりました。直接何人かには作品の案内もでき一安心、ふぅ。

写真は今回展示させていただいている、「極限の梅干し」の展示風景の一部です。常に様相が移り変わりいくので、ぜひ、この美しさを会場にて体感していただきたいです。

▼展覧会詳細
3331α Art Hack Day
日程 11月25日(金)- 27(日)
時間 13時- 19時
場所 茅場町一丁目平和ビル (茅場町1-8-1)
Web http://arthackday.jp
FB Event Page https://www.facebook.com/events/1236406576430425/?notif_t=plan_user_joined¬if_id=1479965172746963


<コミュ力の閾値>アーティストの世界への表出

制作関連で仲良くなる人とかで、笑いとか起きない人が稀にいる。世間一般では、コミュ力が低いというのかもしれない。彼の言っていることも正直わかんないし、議論も、会話が謎すぎて発展しないから、自分の頭の中で考え続けて、それをぽとりぽとり共有するしかない。


でも、彼らが作ってるものがマジでかっこいいから、また会いたい。一緒にいたい。こいつ、何言っているから意味わからんけど、なんか、すげーこと言っているのかもしれない。今は意味わからんけど、後々分かる日が来るのかもしれない。そういう人がたまーーにいる。


だから、そして、めちゃくちゃかっこいいもの作ってるのに、世間に発信する方法がわからないとか、制作ばっかりしているから人との会話ができないひと、マジでわんさかいると思うんですよね。 社会で活躍するためには、ある程度、最低限コミュ力が必要だと思うんですただ、このコミュの閾値を超えられない人が、今の社会では出てこれない。かもしれない。だから、作り続けて続けて続けて。それでやっと、評価される。もしかしたら、評価されないで死ぬかもしれない。無名のゴッホとかピカソがわんさかいると思うんですよ。

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